日々、綴り 

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もやもやする 

2011/05/27 Fri.


哄う合戦屋/北沢秋

09年に出版されたものの文庫版がやっと出たので購入。
だってハードカバーは場所をとるから…
表紙イラストは「青い花」の漫画家、志村貴子さんです。


天文十八年(1549年)、舞台は中信濃。山峡の小さな郷。
天才軍師と名高い石堂一徹が、領主・遠藤吉弘の元に身を寄せるところから始まる。

合戦屋というタイトルではありますが、戦いと言うよりは内面を描いた作品かなと思います。
時代小説の割には、それほど堅苦しくなく読みやすいです。
……なのですが…このどうにも言い難い読後感をどうするべきか。
あまりにも悲しい気がする。
ある程度予想していたとはいえ、正直途中から嫌な動悸が治まりませんでした…


軍師としての知性も完璧で、武術にも長け、芸術にも精通する一徹。
間違いなく天才なのでしょう。
けれど彼は人を使えない、そして多くを語らない。
寡黙さは美徳か。けれど行き過ぎれば疑心を招くだけ…
例えば彼が芸術家だったなら、その寡黙さも技だったかも知れないのに。
でも彼はあくまでも合戦屋にしかなれない訳で…
彼が僅かでも自身を語る人なら良かった。
少しでも野心をさらけ出していれば結果は違ったかな。
繊細で潔癖、けれど燃えるような意思を持つ男。
そんな彼を魂ごと理解したのが、たった一人の娘だけというのは悲しすぎるね。


今年の夏に第二弾「奔る合戦屋(仮)」が刊行予定だそうです。過去編。



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コメント

【お返事】

>ゆるりさん
面白くはあるのですが、時代物でバッドエンド(?)っぽいのでダメですかね…^^;
まぁもし機会があれば読んでみてくださいー

今はまだ涼しいですが、これからどんどん暑くなるんでしょうね…
うう…寝苦しい日々がやってくる;


>KOBURIさん
復活おめです!
こちらこそ空気読まずにコメントなんてごめんなさい…

この本は「のぼうの城」とは関係ないですね。でも確かに絵の雰囲気が似てるかも。
あ。そういえば…そっちも買ってるんだった…

ナディアはアニメ雑誌に付属するらしいですよー
雑誌にあまり興味はありませんが即予約しましたwwだってめちゃ可愛いから!


>リオンさん
軍師って響きは良いですよね!(・∀・)
三国志は北方版しか読んだことが無いのですが堪りませんねw
でも今作は軍師的な要素はうす~いですが、、、でもオススメです☆


>もっちーさん
戦略ゲームが苦手な都筑です…(´・ω・`)
頭を使うゲームはトコトン苦手らしいことに最近気が付きました(遅
文庫も出て手に取りやすくなってますので、ぜひ読んでみてくださいませ~ノシ

都筑 #n.R1x1CA | URL | 2011/05/31 05:04 - edit

 

軍師と聞くと戦略ゲームばかり連想してしまう、もっちーです(笑)
そういえばこの手のジャンルは大好きなのに、本は一度も読んだことがありません。
良い機会なので本屋さんで探してみます(*^-^)

もっちー #- | URL | 2011/05/30 00:39 - edit

No title

「軍師」この言葉聞くだけでたまんないです。
三国志とか軍師だらけなのでたまんないです (*´Д`*)
ちょっと内容が気になるので読んでみることにしよっと。

リオン #- | URL | 2011/05/29 19:13 - edit

No title

ども。先日はご心配を(もう復活したので)(*´∀`)

この本、「のぼうの城」と関係あるの?表紙の絵が似てるからかなぁ?なんかつらくなりそうな内容だね。

個人的には右横コラムの「ねんどろいどぷちナディア」が気になってます

KOBURI #- | URL | 2011/05/28 22:14 - edit

No title

ども、ゆるりです!

面白そうな本ですね!
しかし、時代物とバットエンド物に抵抗があるので、購入は迷ってしまいますね(汗w

梅雨入りもして、どんどん暑くなるんでしょうね・・・あぁ、雨も暑いのも嫌だな~

ゆるり #- | URL | 2011/05/28 11:07 - edit

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